to relax

新しいタイトルとの出会いに劣らず、かつて愛した本との再会もまた、心ときめくもの。秋の夜長の気持ちにぴったりな一冊は、自分の家の本棚に眠っているかもしれません。
思い出したかった記憶。今の自分にこそ響く一節。
蔵書数があまりなくても、セレクションに偏りはあっても。世界で一番大好きなライブラリー、それはきっと自宅の本棚なのではないでしょうか。

ジレンマ

THREEのホリスティックケアのすべてが詰まっている「RHYTHM SPA(リズムスパ)」は、ただいまTHREE AOYAMAの全館リニューアル工事のため、クローズ中。11月1日の再オープンまで、スパのセラピストたちは何をしているかというと、さらなる技術向上のため日々真剣な演習に励んでいます。

お客様の状態に合わせて、何をどう使って施術するのがベストなのか。知識と経験、本能的な感覚を研ぎ澄まして行うトリートメントは、セラピストにとっては集中力が最高に高まる場面である一方で、受ける身にとっては至高のリラックスタイム。フェイシャル、ボディ、ヘッドと、それぞれが素晴らしい内容だと自負していますが、今日は(受ける身である私が)個人的に一番好きであるフェイシャルトリートメントの心地よさについて、少しだけお付き合いください。

THREEの商品の実力と、セラピストの卓越した手技が掛け合わさり、自分の顔が見たこともないような、でもいつか見たことがあるような、そんな美しさに満ち溢れていく不思議な体験。それは、自分にとって真新しい美しさをプラスするトリートメントというより、自分が本来持っていた美しさが改めて姿を表す、そんなトリートメントだと思います。

いつのまにか顔に溜まったむくみや、顔筋のコリや張り、肌のくすみや乾燥…。それらが一掃されると、子供の頃の面影が表情に戻ってきます。鏡の中の自分の顔が、なんだか懐かしく感じるほどに。おそらく肌だけでなく、顔の一つ一つのパーツが「本来あるべき位置」や「状態」を思い出し、自然な立体感を取り戻していること、それに加えて心のほぐれがそうさせているのでしょう。

セラピストのこの技術をどうにか覚えて帰りたいと思っても、デコルテのマッサージが始まる頃にはすっかり眠りに落ちてしまうはず。精油の香りとオイルの心地よさに包まれながら行われる、首筋からデコルテのマッサージの多幸感には、どうしたってあらがえません。そしてそれが引き起こす、リフトアップの効果感たるや。他にはないこの体験を再びお届けできるまであと10日。セラピストも全員、リニューアルオープンを心から楽しみにしています。

オリジナリティ





あの頃は桜が咲いていたんだなぁと思い出した、半年前の風景。この日、私たちはNYでTHREEのブランドブックの撮影をしていました。モデルはOthilia Simon。フォトグラファーはBenjamin Lennox。

「Othiliaは自然体が綺麗な人。自分をさらけ出すことが怖くないんです、彼女は。だから強い表情もできるし、素のままの表情もできる。媚を売らないところがいいよね」とRIE OMOTO。「モデルであっても顔やスタイルより大事なのは、自分の経験をもとに、どういう風に人格を形成しているかということ。そしてどういう風に自己表現をしているかということ。内面から自信を感じさせる人、自分のバランスを見つけようとしている人、なりたい自分にチャレンジしている人。そういう人がすごく魅力的だと思うし、THREEの人間像に近いと思う」とも。

WISDOM(知性)/INTUITION(感性)/BALANCE(バランス)という、THREEを表す3つのキーワード。それは「THREEが作り上げる人間像、そしてTHREEを使っている人々の中に存在している」とRIE OMOTOは言います。

その人間像とTHREEの思いを表現したブランドブック。THREEと出会ってくれた人の考え方や、暮らし方、生き方のカギの一つになれると嬉しいです。

「THREEらしさって何?」と聞かれた時に思うこと。それは、THREEが持っている信念の強さ。一人一人の生き方を肯定し、支えたいと願う本気さ。現実に立ち向かうためのポジティブな精神。これらこそがTHREEのオリジナリティの源となっているように思います。「美しい生き方」を、私たちは本気で追求しよう、見せよう、叶えようとしている。そんな思いがブランドブックの中にあふれています。どうか届きますように。

PAST JOURNAL