毛穴を開いて学ぶ

食べてみたい。昔、そんな気持ちで扉を叩いた料理教室がありました。ごく少人数の生徒さんを自宅に集めて、料理を作りながら教えてくれる機会があると知り、早速予約をしました。土曜日の午前11時、時間通りに席についた途端に始まります。挨拶も前置きも一切ありません。流れるような段取り、全く隙のない、美しい台所仕事。湯気の立つ皿をおのおのがテーブルに運び、席につき、食し、洗い、また次の料理に取り掛かる。一品仕上がるごとにシンクも作業台もぴかぴか。旬の野菜が木の器に盛られ、磨かれたカトラリーやグラスは古いアンティークの食器棚にきちんと収まっていました。料理のレシピを思い出せるかと言うと、果たして自信がありませんが、塩を振る彼女の手つき、威勢の良い火加減、わずかな調味料、その日の空気、料理の美味しさ。そのどれも、レシピの紙には書かれていませんが、今も目の前にありありと思い出されます。教わったことより、感じたことのほうが多かった鮮烈な思い出。そして、今も自分のキッチンや料理に、その時の躍動が蘇る瞬間が何度もあります。そのたびに、彼女から大切なことを学んだのだな、と思うのです。

“学び”とは、夢中になって、全身で感じることなのだと思います。その瞬間は、毛穴が開いて全身で吸収するような。どのシーンも記憶に留めておこうと意識を高めていくような。自分の内側から求めていく、夢中になる感覚。

それは、歴史でも、デザインでも、音楽でも、専門的な技術でも、ジャンルは何にだって言えることでしょう。“感じる”学びのチャンスはなかなか訪れないのです。自分が求めていくこと。その延長線にきっとそのチャンスがあるに違いありません。この生活の中でも、日常の小さな気づきから、そんな自分の求めていることに改めて気づける瞬間がありますように。

クレンジングで、心とろけて

さて、先日このJOURNALでもお伝えした、新発想のクレンジグオイルジェルが、いよいよ5月14日(金)に発売開始になります。THREEでは本質的な美しさは、身体の内側から起こると考えてきました。そしてブランド誕生当時から、“洗う”ことへの探究を続けてきました。肌の汚れや角質を落としていくことは、ターンオーバーのリズムを整えて、肌が持っている本来の健康な肌であろうとする力=ホメオスタシスを呼び覚まし、健やかな状態をキープしてくれるのです。つまり、クレンジングアイテムには、肌に深く働きかけられるアプローチが必要になってくるということ。

この「THREE バランシング クレンジング オイルジェル」の大きな特徴は、天然由来成分100%(内、有機栽培原料10%)がもたらす優れたクレンジング力と、オイルベースのジェルがもたらす類い稀なテクスチャーです。

油性の汚れと親和性に優れた「6種の植物から抽出したブレンドオイル」と、肌表面の凹凸の中に入り込むことができる微細な粒子の「アルガン殻のスクラブ」、毛穴やキメの汚れを吸着することができる「ホワイトクレイ」、の3種類の天然クレンザーが処方されているから、メイクも皮脂も、肌に付着した大気中の微粒子までも穏やかにオフ。精油の心地よい香りに包まれて、クレンジングしながら深呼吸すれば癒される浄化のひとときとなるでしょう。やわらかなオイルジェルは、体温によってとろけ、肌表面に密着します。その密着感はまるでオイルパックをしたよう。主張しすぎないスクラブが、肌あたりも良く、やさしくマッサージ。肌表面をころがり、するするとオイル状に変化するジェルが肌を包み込むようにクレンジングしていきます。

しっかりと落とせるのに、乾燥せず、洗い上がりはもっちりとしたうるおいを感じられ、肌はなめらかな質感へ。クレンジング後にありがちなゴワつきも感じません。スクラブが入っていると毎日使えるのかな? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、絶妙なスクラブのサイズと量、そして100%天然由来成分なので毎日お使いいただけます。毎日ご使用いただくことで透明感が増し、うるおいも保たれるという声も、早速届いています。

健やかな肌に導かれ、心までとろけていくような、この新発想のクレンジングを、ぜひ、皆さんもご体感くださいませ。

愛の種

誰かのために惜しみない行動をとれる人を見かけると、心から尊敬の念が湧き上がります。見返りや、評価などの言葉を期待せずに、ただ行動できることはなかなか簡単ではありません。

東南アジアの小さな国の、美しい古都に、“大きな木の下の家”と名付けられたホームがあります。ある日本人女性が、孤児たちを育てる家を創りたいと思い、その手で設立しました。20年以上前に異国の地で、子どもたちのことを知った彼女は、ビジョンと行動力をもって、今もホームを運営しています。花々が咲き乱れ、緑が溢れる敷地では、手仕事の技術を身につけたり、社会性を学ぶさまざまな取り組みが行われています。そして子どもたちが皆、生き生きとし、働くスタッフもオープンマインドで、ポジティブなエネルギーに満ちています。

愛情は、植物の成長に例えられるのではないでしょうか。たっぷり愛情をかけて育てた植物は、甘く豊かな果実を実らせるでしょう。その果実をついばんだ小鳥や虫は、美味しさによろこびの声を上げて、仲間を誘い始めるのです。愛情は連鎖し、幸せはつながっていくのです。

ある人が、愛とは「どれだけその人やコトを想い考え行動したか」であると言いました。有限の世界に生きる私たちにとって、なにかに関わりを持つことは、それだけで大きな意味を持つのでしょう。大変な時代だからこそ、深く満たされることとは何か、考えてみたいものです。多分、愛の小さな種はごく身近なところにあるはずなのです。受け取るだけが愛ではなく、無心に配れる愛こそが、きっと平和に繋がっていくと思うから。

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