理由

原料の採取で出向いた、佐賀県の茶畑。THREEが商品の原料となる「茶花」を摘ませていただいている畑は、
1、 茶葉の生産営業をすでにやめてしまった茶畑(新芽を摘むことがないため、花や実がなる為)
2、 一番茶のみ生産・出荷している茶畑(一番茶の収穫後は新芽を摘まないため、花や実がなる為)
以上の2タイプです。

茶葉の生産の役割を終えてしまった畑からも、貴重な原料は収穫できる。自然の恵みの新たなる活用法です。それを実現するには、引き続き「花」や「実」を育て収穫するため、畑を管理する必要が生まれます。結果として、世話を続けた畑は荒廃していくことなく、木々は光合成と成長を続け、生態系も守られ、健やかに自然は生きながらえる。そんなメリットもあるのです。自然原料の可能性を見出すことの様々な価値を感じながら、新茶の時季の茶畑より少しワイルドな姿の、私たちの茶花の収穫畑をずっと眺めていました。

「お茶の消費量は年々減っています。だからこうして、飲料用としてではなく、また茶葉だけでなく花や実まで、化粧品に利用できる植物であることがわかり、茶の可能性も農産業の可能性も広がっていくんですよ。これからもよろしくお願いします」と現地の方に言っていただき、THREEの商品ごしに、いつもより広い世界が見えた気がしました。

今日の写真は、花が咲く前の茶のつぼみです。

2019秋

2泊3日で佐賀へ。商品の原料である「茶花」を摘みに、原料への興味が特に強いと自負している3人で、鹿島の茶畑へやってきました。「茶の実」はTHREEにとって非常に馴染み深い原料ですが、「茶花」は今年発売の商品(新バランシングライン)から配合されはじめた新原料。なので、私たちも茶花の収穫のお手伝いは今回が初体験です。

ちなみに「茶の実」の収穫は畑に転がっている実を拾う作業なので、慣れない者にとっては腰にくるキツイ作業。それに比べて「花を摘む」作業は、幾分からだの負担が低い作業かと思いきや、木の下のほうに咲いている花も探しながら一つ一つ摘むので、決して楽なものではありませんでした。

また、COSMOS認証の商品を作るために、無農薬の畑から収穫させていただいているので、虫の量もかなりのもの。作業服を着て完全防備をしているのであまり気になりませんが、虫が苦手な人には過酷な現場かもしれません。その分、自然に囲まれた景色と空気は本当に最高です!

ところで今回も、自然とのお付き合いはやはり一筋縄ではいきません。実は最初に行った畑に茶花があまり咲いてなかったのです。ここの畑では今年、例年より早く花が咲いたようで、前日までに収穫が一段落してしまっていたためです。あふれんばかりに咲き乱れる茶花をかご一杯に摘む気で向かったのに、広い畑の木々を掻き分け掻き分け、探し探し、本当に少しずつ、地道に花を集める1日目になってしまいました。

地元の方がすでに十分集めてくれているということもあり、原料不足の心配はないということで安心しましたが、それにしても、ここまで来てまさかの役に立てない自分たちにがっかり。と同時に、自然の原料の貴重さ、そこに携わっている人々の協力を目の当たりにした一日となりました。「今日はもう摘むものがないね」と言いながらも夕方まで作業は続き、明日は違う畑へ連れて行ってもらうことに。宝探しのようにしてやっと見つけた、少しだけ取れた貴重な茶花は、一体どの商品のいつのボトルの中に納まるのでしょうか…。

present





11月13日発売のコレクションは、見ているだけでわくわく、そして胸の奥が少しツンとします。それには大きな理由が2つ。

1つは、モデルのErikaの衣装に秘められたエピソード。今回Erikaのお顔が、ベールのようなネットのような、白くてふわっとしたファブリックで包まれている意図をRIE OMOTOに尋ねたところ、 「これはね、10周年のプレゼントという意味なの」というアンサーが。それを聞いたとき、THREEの10年という、まだ長くはないけれど、私たちにとってはとても貴重で愛しい年月の感慨がどっと胸に押し寄せてきて…。撮影を終えた後のErikaとRIEも、感動で少し泣いているように見えました。

2つ目の理由は、2種のメイクパレット、2色のリップアミ、7色のネイルが、「これまでのTHREEのベストカラーに、今のエッセンスを足したもの」だから。少し懐かしくて、それでもやっぱり新しい。ブランド創設の時からTHREEで働いているクリエイターたちも、きっと同じ思いで愛しい色を毎日眺めているはず。どの色がどのように生まれ変わったのか? ぜひお店まで見に来てくださいね!

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