3と5を考察

皆さんは「FIVEISM × THREE」というブランドをご存じでしょうか? 「ファイブイズム バイ スリー」と読み、名前のごとくTHREEととても縁の深いブランドです。
巷では「THREEのメンズブランド」と認識されていることも多い「FIVEISM x THREE」ですが、正しくは「THREEとは別のアイデンティティを持つ、ユニセックスブランド」です。
THREEに通じるものがある…けれど非なるもの。それがFIVEISM x THREE(以下、親しみを込めてFIVE)なのです。

2つのブランドのディレクターは同一で、RIE OMOTO。
そしてFIVEの核となるキーワードは「Individuality = リミットレスな自己表現」。
THREEも「一人一人の個性を引き出す」ブランドですから、やはりここでも共通点を強く感じさせられます。

THREEとFIVE、2ブランドの「違い」はどこにあるのか…。
その答えは、店頭にありました。
私自身の実際の体験ですが、 お店に並ぶ2ブランドの商品を並べて見てみたところ、それぞれのキャラクターの違いは一目瞭然となりました。まさに、百閒は一見に如かず。
皆さんも機会があればぜひ、2ブランドが集合するお店「VISIONARIUM THREE」にお越しください。丸の内店と、先日オープンしたばかりのNEWoMan横浜店に加え、もうすぐ渋谷店もお披露目ですので。

最後に、私が感じた2つのブランドの違いを少しだけ語らせてください。
どちらのブランドも「唯一無二の個性を咲かせる」という点は共通しています。
その中で、THREEの場合はより「自分に内在している未知なる個性を引き出す」イメージ。
そしてFIVEの場合はより「未知なる外の世界に手を伸ばし、それを自分に重ねて個性を生み出す」イメージ。

つまり「個性」が自分に宿る「矢印」の向きが、それぞれのブランドで異なるように感じたのでした。そしてどちらの矢印も体験したいと思う欲張りな自分がいました。

これはあくまで私の考察ですので、みなさんがこの2つのブランドの「違い」をどう感じられるか、できることならVISIONARIUMの店頭でインタビューしたいくらい、興味が湧いてやみません。機会があればぜひ、店頭クリエイターにお言付けくださいませ…。