気長に

北海道の広い空の下で取れた、有機ニンジン。何気ない写真ですが、実はこのニンジンの収穫までには、少し大変なエピソードがありました。現地に着いてから分かったのですが、何と収穫の前日に大雨が降り、お目当のニンジンが畑から流されてしまっていたのです。

今回はもう収穫できないの? さぁどうしよう…と困っていた中で出会うことができた、ほかの畑の有機ニンジンが、こちらの写真のもの。事情を説明して購入させていただき、その後ラボに戻ってから、こちらのニンジンからも化粧品づくりにTHREEが求める成分が抽出できるか検証。結果は見事、期待していた以上の数値が計測によって証明されました。

幸運な結末となったとはいえ、「オーガニックの商品をつくるということは、地球そのものと付き合っていく覚悟がないとできない」という教えを実感させられた出来事。そして「自分たちは自然の恵みを使わせていただいている立場」という大前提を思い出させてくれた出来事となりました。

「自然とは気長に付き合っていかないといけないよ」とは、先生の一言。はからずも綱渡りをするような形で手に入れることになった新原料は、新しい「バランシング クレンジング オイル」の中に配合されています。

to relax

新しいタイトルとの出会いに劣らず、かつて愛した本との再会もまた、心ときめくもの。秋の夜長の気持ちにぴったりな一冊は、自分の家の本棚に眠っているかもしれません。
思い出したかった記憶。今の自分にこそ響く一節。
蔵書数があまりなくても、セレクションに偏りはあっても。世界で一番大好きなライブラリー、それはきっと自宅の本棚なのではないでしょうか。

ジレンマ

THREEのホリスティックケアのすべてが詰まっている「RHYTHM SPA(リズムスパ)」は、ただいまTHREE AOYAMAの全館リニューアル工事のため、クローズ中。11月1日の再オープンまで、スパのセラピストたちは何をしているかというと、さらなる技術向上のため日々真剣な演習に励んでいます。

お客様の状態に合わせて、何をどう使って施術するのがベストなのか。知識と経験、本能的な感覚を研ぎ澄まして行うトリートメントは、セラピストにとっては集中力が最高に高まる場面である一方で、受ける身にとっては至高のリラックスタイム。フェイシャル、ボディ、ヘッドと、それぞれが素晴らしい内容だと自負していますが、今日は(受ける身である私が)個人的に一番好きであるフェイシャルトリートメントの心地よさについて、少しだけお付き合いください。

THREEの商品の実力と、セラピストの卓越した手技が掛け合わさり、自分の顔が見たこともないような、でもいつか見たことがあるような、そんな美しさに満ち溢れていく不思議な体験。それは、自分にとって真新しい美しさをプラスするトリートメントというより、自分が本来持っていた美しさが改めて姿を表す、そんなトリートメントだと思います。

いつのまにか顔に溜まったむくみや、顔筋のコリや張り、肌のくすみや乾燥…。それらが一掃されると、子供の頃の面影が表情に戻ってきます。鏡の中の自分の顔が、なんだか懐かしく感じるほどに。おそらく肌だけでなく、顔の一つ一つのパーツが「本来あるべき位置」や「状態」を思い出し、自然な立体感を取り戻していること、それに加えて心のほぐれがそうさせているのでしょう。

セラピストのこの技術をどうにか覚えて帰りたいと思っても、デコルテのマッサージが始まる頃にはすっかり眠りに落ちてしまうはず。精油の香りとオイルの心地よさに包まれながら行われる、首筋からデコルテのマッサージの多幸感には、どうしたってあらがえません。そしてそれが引き起こす、リフトアップの効果感たるや。他にはないこの体験を再びお届けできるまであと10日。セラピストも全員、リニューアルオープンを心から楽しみにしています。

PAST JOURNAL