〈商品開発Tのホリスティックダイアリー〉

THREEのホリスティックケア開発基準に「国産原料へのこだわり」があります。
どのようなものかと言うと…(以下原文

「地球規模の視点を持ちながらも、生物多様性条約を遵守し、他国の希少な原料に頼るのではなく、日本の国土が育む豊かな恵みにさらに目を向けていきます。
また、自然環境へはもちろん、原料の生産者に対する敬意と協力関係、ひいては地域経済の活性化、伝統の継承を意識した開発に努めます。」

というものです。
今となってはTHREEというブランドに限らないことかもしれませんが、10年前のブランド誕生当時にこの開発基準を聞いたときのことを最近、思い出しています。

そこには、「地産地消・身土不二(人の体と住む土地は深い関係でつながっている)」という考え方だけでなく、「有事の際にも化粧品をつくれるように」という強い思いがありました。
当時の製品開発ディレクターに「有事の際って何ですか?」と尋ねたところ、
「国際情勢や地球環境の急変とか、そういうこと。海外の原料に頼っていたら何も作れなくなるかもしれないし…。これからは貴重な天然原料をどこも自国で抱える傾向になるはずだから、私たちは日本の原料を開発していかなくてはならないの」という答えでした。

正直、当時は「そこまで考えます?」という思いが少なからず私の中にあったのですが、「今まさに有事がきたのかも」と思うこの頃。ディレクターの先見の明たるや…。
化粧品に限らず、海外原料をメインで使用している製造業は、国産原料の確保に今、四苦八苦しているという話も聞きます。
今のところTHREEは国内の協力各社(者)様のおかげもあり、今まで通りの原料で化粧品をつくることができていますが、一日も早くどなたにとっても安定したものづくりの環境と日々が戻ることを願って止みません。