#061_1 ツボ押しで梅雨を乗り切る 04 Jun, 2019 梅雨を迎え空気が湿りはじめると、からだは水分を溜め込みがちに。足や顔がむくんだり、からだがだるかったり重かったり…。そうなると気分も沈みがちで、なんだかパッとしない日々が続いてしまいますね。こんなときはマッサージやストレッチ、入浴、食生活や睡眠の見直しなど、日常の中のセルフケアを積み上げて、少しでも体調を整えたいものです。 それでもどうしてもスッキリしないというときに、いつでも・どこでもすぐにできる「ツボ押し」はいかがですか?簡単なだけでなく即効性を感じやすい「むくみ」に効くツボをご紹介します。 〈 はじめに 〉ツボ押しする際のアドバイス 1ツボは「ゆっくり押して、ゆっくり離す」。 長く押し続けるよりも、「3~5秒押しては3~5秒緩める」を繰り返す方が、効果を期待できます。 2ツボは呼吸しながら押す。 ツボを押すときは「息を吐き」、緩めるときは「息を吸う」ようにしましょう。 3ツボを押す「範囲」や「角度」も大事。 指の腹を使うか、指の先を使うか、どの指を使うかなど、色々試して気持ちのいい押し方を探しましょう。 4ツボ押しは、隙あらばいつでも。 夜だけでなく、日中の休憩時間などにも小まめにツボを押して、むくみを溜め込め過ぎないように予防しましょう。 5ツボ押しは、力を抜くほど気持ちいい。 ツボを人に押してもらうと気持ちがいいのは、からだがリラックスしているから。自分で押すときも、身心の力を抜いて行ってみましょう。 1.足のむくみにおすすめのツボ 湧泉(ゆうせん) 万能のツボと呼ばれている、足の裏にあるツボ。足の指をグーにするように握ったとき、もっとも凹む場所にあります。親指の腹を使って押すのがおすすめ。 太衝(たいしょう) 気や血がのめぐりをよくすると言われる、足の甲にあるツボ。足の親指と人差し指の骨が、足の甲で交わる位置のくぼみにあります。人差し指の側面で押すのがおすすめ。 三陰交(さんいんこう) 特に女性におすすめで、冷えや女性特有の悩みによいと言われる足の内側にあるツボ。内くるぶしの骨の上からさらに指4本分上、足の骨のかかと側にあります。親指の腹を使って押すのがおすすめ。 *妊娠中の方は状況によって押さない方が良いとされるツボです。 2.顔のむくみにおすすめのツボ 天窓(てんそう) 頭部まで血やリンパの巡りをよくして、顔のむくみをとるツボ。耳の下から首筋にかけて伸びる太い筋肉(胸鎖乳突筋)の後ろの、のどぼとけの高さにあります。中指を使って押すのがおすすめ。 *胸鎖乳突筋の見つけ方:顔を横に向けると浮かび上がってくる、首の側面にある太い筋肉です。*のどぼとけの位置の見つけ方:喉に手を当てて「あー」と声を出し、振動を感じる場所がのどぼとけの位置です。 3.全身のむくみにおすすめのツボ 水分(すいぶん) その名の通り、体内の余計な水分の排出を促すツボ。おへそから親指1本分、上の位置にあります。中指を使って押すのがおすすめ。位置が見つけやすく、また座っているときも押せる便利なツボ。 ツボの数はからだ中に600以上あるとも言われています。少しずつ位置をずらしながら、気持ちいいと思った場所、痛い場所などを調べて、自分のからだの調子を探ってみてもいいでしょう。また、むくみや夏バテの対策に、以下の記事でご紹介したセルフケアもおすすめです。湿度にも暑さにも負けず、この時季ならではの景色や風景を楽しみながら、よい一日一日を過ごしていきましょう! FeaturesSUMMER TIMEホリスティックケア SHARE+ ログインしてください
梅雨を迎え空気が湿りはじめると、からだは水分を溜め込みがちに。足や顔がむくんだり、からだがだるかったり重かったり…。そうなると気分も沈みがちで、なんだかパッとしない日々が続いてしまいますね。こんなときはマッサージやストレッチ、入浴、食生活や睡眠の見直しなど、日常の中のセルフケアを積み上げて、少しでも体調を整えたいものです。 それでもどうしてもスッキリしないというときに、いつでも・どこでもすぐにできる「ツボ押し」はいかがですか?簡単なだけでなく即効性を感じやすい「むくみ」に効くツボをご紹介します。 〈 はじめに 〉ツボ押しする際のアドバイス 1ツボは「ゆっくり押して、ゆっくり離す」。 長く押し続けるよりも、「3~5秒押しては3~5秒緩める」を繰り返す方が、効果を期待できます。 2ツボは呼吸しながら押す。 ツボを押すときは「息を吐き」、緩めるときは「息を吸う」ようにしましょう。 3ツボを押す「範囲」や「角度」も大事。 指の腹を使うか、指の先を使うか、どの指を使うかなど、色々試して気持ちのいい押し方を探しましょう。 4ツボ押しは、隙あらばいつでも。 夜だけでなく、日中の休憩時間などにも小まめにツボを押して、むくみを溜め込め過ぎないように予防しましょう。 5ツボ押しは、力を抜くほど気持ちいい。 ツボを人に押してもらうと気持ちがいいのは、からだがリラックスしているから。自分で押すときも、身心の力を抜いて行ってみましょう。 1.足のむくみにおすすめのツボ 湧泉(ゆうせん) 万能のツボと呼ばれている、足の裏にあるツボ。足の指をグーにするように握ったとき、もっとも凹む場所にあります。親指の腹を使って押すのがおすすめ。 太衝(たいしょう) 気や血がのめぐりをよくすると言われる、足の甲にあるツボ。足の親指と人差し指の骨が、足の甲で交わる位置のくぼみにあります。人差し指の側面で押すのがおすすめ。 三陰交(さんいんこう) 特に女性におすすめで、冷えや女性特有の悩みによいと言われる足の内側にあるツボ。内くるぶしの骨の上からさらに指4本分上、足の骨のかかと側にあります。親指の腹を使って押すのがおすすめ。 *妊娠中の方は状況によって押さない方が良いとされるツボです。 2.顔のむくみにおすすめのツボ 天窓(てんそう) 頭部まで血やリンパの巡りをよくして、顔のむくみをとるツボ。耳の下から首筋にかけて伸びる太い筋肉(胸鎖乳突筋)の後ろの、のどぼとけの高さにあります。中指を使って押すのがおすすめ。 *胸鎖乳突筋の見つけ方:顔を横に向けると浮かび上がってくる、首の側面にある太い筋肉です。*のどぼとけの位置の見つけ方:喉に手を当てて「あー」と声を出し、振動を感じる場所がのどぼとけの位置です。 3.全身のむくみにおすすめのツボ 水分(すいぶん) その名の通り、体内の余計な水分の排出を促すツボ。おへそから親指1本分、上の位置にあります。中指を使って押すのがおすすめ。位置が見つけやすく、また座っているときも押せる便利なツボ。 ツボの数はからだ中に600以上あるとも言われています。少しずつ位置をずらしながら、気持ちいいと思った場所、痛い場所などを調べて、自分のからだの調子を探ってみてもいいでしょう。また、むくみや夏バテの対策に、以下の記事でご紹介したセルフケアもおすすめです。湿度にも暑さにも負けず、この時季ならではの景色や風景を楽しみながら、よい一日一日を過ごしていきましょう!