LET'S EAT

#001「オアシスなひととき」 美波(女優)at REVIVE KITCHEN 東京ミッドタウン日比谷

TIME TO REVIVE 食べる楽しみは、生きる喜びにつながっている。心とからだを生命感で満たす食事を囲めば“It’s time to revive!”TIME TO REVIVE 食べる楽しみは、生きる喜びにつながっている。心とからだを生命感で満たす食事を囲めば“It’s time to revive!”

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「オアシスなひととき」美波さん(女優)「オアシスなひととき」美波さん(女優)

「オアシスなひととき」
美波さん(女優)

at REVIVE KITCHEN
東京ミッドタウン日比谷

ただ一緒にご飯を食べるだけなのに、なんでこんなにも心が和むのだろう。
ゆっくりお昼を食べることが少ない私は、せっかくだからとちょっとおめかしして出かけた。

待ち合わせは、東京ミッドタウン日比谷の2階。
爽やかで落ち着いた開放感が広がるREVIVE KITCHENに、親友二人が待っていた。
一人は、去年ペルー旅行を一緒にした映画監督のユキさん。
もう一人の莉菜とは18歳からの仲で、なんでも話せる親友だ。
3人は長年、喧嘩もあり、労りあい、3姉妹のような存在。
頻繁に会っていても話題は尽きない。

time to revive

はぁ。幸せなひと時。
東京の街を見ながら食事を堪能する、贅沢な時間。
スタッフさんの素敵な笑顔と説明に期待を膨らませながら、ひとまずワインで乾杯した。

私たちは贅沢に「季節のお膳 PLATTER COURSE」を選んだ。
季節の野菜をふんだんに使ったお食事は、お肉やお魚を使用していないベジタリアン料理。
野菜だけでこんなにも味のレパートリーを作れることに驚く。
一品ずつが全く異なる味つけで、和風あり洋風あり、バランスがとても良い。

美味しいご飯を食べると、自然と食事や調理法の話題になる。
どうやって作るのか、味付けは何だ。
私たちは食べることが大好きで、よく家に招きあってはご飯を作る。
だから外食の味つけにも敏感にアンテナを張っている。
中でもグリーンマスタードが効いた「サマーおでん」は、どう作るのかと会話が盛り上がった。
私は個人的に「いちじくの天ぷら」が好きだ。
食事から四季を感じられるって、やっぱり素敵だなぁ。

time to revive

恥ずかしながらも(ありがたいことに)この記事のためにと、ユキさんと莉菜が写真をどんどん撮ってくれた。
写真はそこまで得意ではない私は、ワインが進む。
(写真を撮られるより、ワインを飲むほうがずっと好きです。)

ビオの白ワインは飲みやすく、「お膳PLATTER」の野菜によく合う。
赤ワインもいただき、心地よさが最大限になる。

コースのクライマックスは「米ナスと大豆ミートの月桃葉包み」。
このナスと大豆ミート! 醤油だれが上手く絡んでいて食べ応え十分。
お肉では表現できないジューシーさや爽やかさ、繊細な表現が味わえた。

time to revive

「お膳PLATTER COURSE」は、たとえるなら人間の感情と四季が絡み合ったようなお食事だ。
一つ一つの表現が細かく、性格がそれぞれ違う。

たとえば「ヤングコーンのギー醤油焼」を食べれば、力強い自分が呼び起こされる。
「かぼちゃのフラン」を食べれば、あたたかく包まれた気持ちになる。
そうやって、自分の中の趣味嗜好の感覚の幅を広げてくれる……。
大げさではなく、それくらい料理に気持ちと工夫が練りこまれていると思う。

time to revive

3人の会話はほろ酔いの中、それぞれの今年の計画や目標へと進む。
二人の話を聞くと、自分も頑張ろって元気が湧く。
私は今、日本で映画の撮影をしていて、秋には舞台に出演する。
日本にいる時間が今までより長くなり、将来のこと、生活のこと、夢、恋愛……新しいページが始まろうとしている。

いつも会っている親友だけど、こうして美味しいご飯を食べ、たまには昼間からワインを飲んで。
自分の人生ってなんか悪くないなぁって思った。
自分が生きていく街に、心も体も支えてくれる場所があると、それだけで安心感が湧く。
帰れる場所がまた一つ見つかった、素敵な時間。

この日のREVIVE KITCHENには、一人のお客さんも多かった。
忙しい中でもいい食事をとれること、安心できる空間で過ごせることって大切なんだな。
「ごちそうさまでした!」
と、大満足の中、隣のショップで売っているTHREEのコスメに目移りしながら、レストランを後にした。

午後3時。
それぞれの気持ちを胸に、東京の街中へ3人が溶け込んで行く。
今日からまた頑張れそう。


〈美波(みなみ)〉
1986年、東京都出身。2000年、映画『バトル・ロワイヤル』でスクリーンデビュー。ドラマ『有閑倶楽部』(日本テレビ)など多数の映像作品や、蜷川幸雄演出『エレンディラ』(2007年)をはじめとする野田秀樹、栗山民也、宮本亜門、長塚圭史ほかの舞台作品で活躍。2014年から拠点をパリに移し、2018年は二人芝居『悪人』(吉田修一原作)や映画『Vision』(河瀬直美監督/ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏主演)に出演した。