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#035_1 「なぜ必要? 3人が語る男性スキンケア事情」

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女性にとって、スキンケアは不可欠なもの。なぜなら私たちは、“肌”が自分たちの“全印象”にどれほど大きな影響を与えるか、実際の経験や周囲の女性との対面を通して、嫌というほどわかっているから。
では、男性にとってのスキンケアとは。それは本当に必要なもの? 誰にとって必要なもの……?

美容とファッションの業界で活躍する3人の見解から、“健やかな肌”が男性にもたらす影響の大きさを解明します。

THREE 専属メイクアップアーティスト 佐藤 裕太

「男のスキンケアは、お洒落ではなく“マナー”」

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「自分のプライベートの友達を見渡してみても、一般的に男性の多くは女性とちがって、自分の肌にまず興味がない。その背景に、“スキンケアなんて男のすることじゃない”という昔っぽい価値観があるように思います。
でも、僕のような職業や人の前に出ることが多い職種の人に限らず、男性にとってもやはり、“肌印象”って大事だと思うんです。というのも、男性が一番大事にしないといけないのは、“清潔感”だと思うからです。

身だしなみを清潔に整えることって、おしゃれではなくて“マナー”ですよね。清潔感というキーワードに敏感な男性は多いけれど、その割に肌を積極的にケアしている人は少ない。それって実は、結構大きな矛盾なんじゃないかと思います。

男性がスキンケアをすると、女性がメイクをするのと同じくらい印象がガラリと変わると思いますよ。だから、ちょっと自分のイメージを洗練させたいとき、服を変えたり買ったりする前に、まず自分の肌をケアする、スキンケアを見つめ直す、という手段もあると思うんです。きれいな肌がもたらす好印象は、女性だけの特権ではないはずですから」


スタイリスト/カメラマン 熊谷 隆志さん

「継続的なケアが、将来に差をつける」

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以前のコラムで、ご自身のスキンケアヒストリーを語ってくれた熊谷さん。改めてスキンケア選びの基準を尋ねると、「あまりケミカルな感じのものが好きではないので、肌に入れてピリッとするようなものは避けています」とのこと。これまでに色々な化粧品を使ってきただけあって、合う・合わないは化粧水を1回目に使ったときに分かるそう。

「THREEのスキンケアは、男性用が出る前から気に入って使っていたんです。今回のメンズラインも試してみましたが、他のブランドの男性用化粧品と違って、匂いや使い心地にどこか中性的な感じがありますね。僕にとっては非常に使いやすい商品でした」

そんな熊谷さんが理想とする肌は、「実年齢より10歳若い肌」。サーフィンをされているため「スキンケア無しに若さは保てない」と、多忙中でもお手入れに余念はなし。流石です。

熊谷 隆志
スタイリスト/カメラマンとして広告・雑誌等で活動する傍ら、様々なファッションブランドのブランディング、SHOP内装や植栽のディレクションなど、幅広い分野で活躍。www.takashikumagai.com


1LDK バイヤー 三好 良さん

「肌や髪の印象が、人からの信頼に」

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中目黒のセレクトショップ1LDKで働く三好さん。「お店に来ていただいているお客様は、割としっかりスキンケアをされている男性が多いです。服や雑貨と同じで、スキンケアにもデザインや品質の良いものを選んでいるようですね」

「カジュアルなスウェットやパーカーを着ているときでも、肌質やヘアの印象が健康的で整っていれば、ある程度ちゃんとして見えると思うんです。コンディションのよい肌や髪は“自己管理ができている人”という印象に繋がるし、それが相手からの信用にも繋がるのでは」

とはいえ、三好さんも多忙な毎日。「僕自身は最近、夜のケアをサボってしまう日も多かったのですが、(今回の取材のために)この1週間は朝晩ちゃんと洗顔・保湿してみたところ、人に気づいてもらえるほど印象が変わったようです。パッケージや香りも好きなので、これを機会にスキンケアを強化して若さを保っていきたいです(笑)」

三好 良
中目黒を中心に都内4店と、名古屋、札幌、パリに店舗を構えるメンズ、レディースのセレクトショップ「1LDK」DIRECTOR兼PRESS。2017年にはソウルに出店予定。www.1ldkshop.com



今回、「スキンケアをはじめてみたい!」と思った男性のみなさん。そして「男性にスキンケアをはじめて欲しい!」と思った女性のみなさんへ。次回は「ワンランク上のメンズスキンケア【洗顔・化粧水編】」をユニークなイラスト解説でお届けします。どうぞお楽しみに。