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「体の中からキレイを育む、ローフードの世界」

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この春に旬の“ロースキン”をつくるのに重要なのは、何といっても素肌そのものの美しさ。日頃からの入念なスキンケアに加えて、バランスのとれた食生活も重要です。そこで今回は、同じく“生”がキーワードの“ローフード”に注目。日本のローフード普及の第一人者、伊藤芳子さんにローフードの魅力について伺います。

伊藤芳子(LIVING LIFE MARKETPLACE代表)
アメリカの大学を卒業後、NYへ。マクロビオティックレストランで働きながら、ベジタリアン文化やヨガと出合う。帰国後、ヨガインストラクターや英会話講師を経て、2008年に沖縄へ移住。ローフード&オーガニック食材の専門店「LIVING LIFE MARKETPLACE」をオープン。現在は沖縄を拠点に各地でローフード情報を発信している。

“生食”だから、食べ物本来がもつ酵素をまるごと摂取できる。

「ローフード(Raw Food)とは、生の食べ物のこと。47度以上の熱を加えないことで、加熱によって失われがちな酵素やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取できるというメリットがあります。もともとは食養生として健康維持のために食べられていたローフードですが、1990年代にセレブが実践したことで、ダイエット法として世界中に広まりました。

ローフードが世界的人気になった理由のひとつは、ズバリ、体の変化がわかりやすいこと。代謝が促進され体の巡りがよくなることで、体がスッキリしたり、肌がキレイになったりと、目に見える嬉しい変化が現れるのです」(伊藤さん)

まずは一日一食をローフードに! 体が喜ぶローフード・レシピ。

そんな今すぐ実践したい美容と健康に効果的なローフードですが、いきなり3食すべてをローに変えるのは非現実的。まずは一日一食だけローフードにしてみては?

ローフードというと、サラダやジュースなどを思い浮かべがちですが、今では食いしん坊の胃袋をも満たす、パスタやピザ、さらにスウィーツまで、“グルメ”なローフード・メニューも。今回伊藤さんに教えてもらったのは、とっておきのローなスウィーツ。これなら甘い物を食べる罪悪感も薄れるかも!?

■ ストロベリーチョコレートファッジ

features011_1_image_1<材料(30~40個分)>

カカオパウダー 75g
カカオバター 110g
バージンココナッツオイル 60g
アガベシロップ 50~100g(お好みで)
バニラエクストラクト 3滴
ストロベリーエクストラクト 7滴
ピンクソルト ひとつまみ
フリーズドライストロベリー(トッピング用) 2個
ココナッツファイン(トッピング用) 大さじ2
(※フレイバーエクストラクトの分量はメディシンフラワー社製を使用した場合。)

<作り方>

① 小さ目のバットを用意する。ココナッツオイル(分量外)を塗り、クッキングシートを敷く。
② 湯煎で溶かしたココナッツオイルとカカオバターをボールに入れて混ぜ、アガベシロップを加える。そこにカカオパウダーを少しずつ入れながら、泡立て器でゆっくり混ぜる。
③ 残りの材料を入れて、さらによく混ぜる。用意しておいたバットに流し、10分程度冷蔵庫で冷やす。
④ フリーズドライストロベリーとココナッツファイン大さじ1を、ミルサーでパウダー状になるまでよく混ぜる。さらに大さじ1のココナッツファインを加え、少しだけミルサーで混ぜる。
⑤ ③の上に④をかけ、1時間以上冷やす。バットから取り出し、5~10分程度常温に戻してからカットしてできあがり。(夏季はすぐに溶けだすので注意。)

■ モカブラウニー キャラメルクリーム添え

features011_1_image_1【ブラウニー】<材料(12個分)>

生胡桃 130g
アーモンドフラワー 70g
ローカカオパウダー 40g
デーツ 50g
レーズン 50g
カカオペースト 大さじ3(湯銭で溶かす)
ルクマパウダー 小さじ2
チコリーコーヒーパウダー 大さじ2分の1
アガベシロップ 大さじ1
バニラエクストラクト 3滴
コーヒーエクストラクト 3滴

(※フレイバーエクストラクトの分量はメディシンフラワー社製を使用した場合。)
(※ブラウニーのみでいただく場合は、アガベシロップの量を多目に調整することをおすすめ。)

<作り方>

① 胡桃を1時間程度浸水させ、水を切っておく。
② 胡桃をフードプロセッサーにかけ、ある程度粒状になったら残りの材料を入れてさらに撹拌する。なめらかになりすぎないように注意。
③ 型に移し、ギュッギュッと押して固める。
④ 冷蔵庫で1時間以上冷やしたらできあがり。

【キャラメルクリーム】<材料>

マカダミアナッツ(1時間程度浸水) 2分の1カップ
松の実(30分程度浸水) 大さじ2
ピンクソルト 小さじ8分の1
レモン果汁 小さじ2分の1
バニラエクストラクト 3滴
アガベシロップ 200ml
(※フレイバーエクストラクトの分量はメディシンフラワー社製を使用した場合。)

<作り方>

① すべての材料をバイタミックス(ミニウェットコンテナを使うのがおすすめ)に入れて、なめらかになるまで撹拌してできあがり。

■ ストロベリー チアプディング

features011_1_image_1<材料(6個分)>

小さ目のカップ 6個
カシューナッツ 140g
水 250ml
ピンクソルト 小さじ1/8
イチゴ 8粒  
アガベシロップ 大さじ4~5
バニラエクストラクト 3滴
ストロベリーエクストラクト 4滴
チアシード カップ1/3~1/2
(※フレイバーエクストラクトの分量はメディシンフラワー社製を使用した場合。)

<作り方>

① チアシード以外の材料をブレンダーで滑らかになるまで撹拌する。
② 味を見て甘さが足りない場合は、アガベシロップ大さじ1を足して調整する。
③ カップ6個を広げて用意しておく。
④ ①をボウルに移して、チアシードを入れ、底からしっかりと混ぜる。
⑤ すぐに固まる前に、カップに移していく。周りについた汚れはキレイにふき取る。

※トッピングに、フリーズドライストロベリー(1個)をミルサーにかけたものやイチゴ(1〜2粒)を細かく切ったもの、またフリーズドライストロベリー(1個)とココナッツファイン(大さじ1)をミルサーにかけたものもおすすめ。

おいしくて、美肌にもつながるローフード・スウィーツ。ぜひお家で作ってみて下さい。
次回は美しいロースキンに映える、春のメイクアップをご紹介します。どうぞお楽しみに。

PHOTOGRAPHY BY AHLUM KIM