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「今、改めて“美白”とは?」

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一年でもっとも寒い季節の最中ですが、あと数週間もすれば日差しが温かさを増し、当然紫外線の量も増えていきます。
そんな中、肌の透明感をキープしたいなら、今の季節から“美白ケア”を開始するのが正解。今回は、日本女性の関心が高い“美白”というスキンケアについて、お届けしたいと思います。

“色白”は、“女性美”を象徴する言葉!?

“色白は七難隠す”と言われるように、色白の美しい肌は、古くから日本女性の憧れの対象でした。万葉集の時代にすでに、「玉のような白肌」という表現で女性を賛美した和歌が存在するほど。“色白”という言葉は、肌の美しさだけでなく、“女性の美しさそのもの”を象徴する表現であったようです。

この美意識は、現代の日本女性にも脈々と受け継がれているのをご存じでしょうか?

「美白したい」と願う女性たちの声をより詳しく聞いてみると、実は人それぞれに“解消したい肌悩み”が違います。「シミを解消したい」という人もいれば、「肌の赤みや色ムラが気になる」、「毛穴のせいで肌が暗く見える」、「乾燥してくすみやすい」という人も。“美白”という言葉には、これらの肌悩みを解消し、ツヤ感あふれ一点の曇りもない“理想の肌”、すなわち“理想の女性美”を求める気持ちが込められているのです。

複雑な美白悩みの背景には、現代特有の“肌環境”が

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ひとくちに“美白”といっても、その裏側に隠された肌悩みは実に複雑。その背景には、現代社会特有の肌環境とライフスタイルが関係しています。

近年私たちは、コンクリートに囲まれた都市型の環境で生活を営み、木材家屋ならではの換気のよさや湿度調整の機能を備えた場所で過ごす機会が減っています。さらに季節に関係なく空調にさらされるため、当然肌も乾燥しがち。角質層のうるおいが低下すると、肌の透明感も失われてしまいます。

また、ライフスタイルの変化による不規則な生活や睡眠不足、ストレスなどの影響で、肌本来の生まれ変わるリズムが乱れやすい傾向も。その結果、角質が肥厚してくすみを引き起こしたり、皮脂のバランスが乱れて毛穴が目立ったり……。複雑な肌悩みが発生しやすくなってしまうのです。

このように複数の悩みや原因があるからには、部分的・一時的な肌悩みケアでは不十分。肌環境や肌本来のリズムまで考慮した、ホリスティック(=全体的)なケアが必要であると、THREEは考えます。

美白は特別なケアじゃない!? 日々のお手入れを大切に

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シミ、赤み、くすみ、乾燥など、複雑な美白悩みを解消したいなら、まずは不安定な肌のリズムに、本来の調和を取り戻すことが大切です。そのためにカギとなるのが実は、“日々のお手入れ”。

正しい洗顔方法でくすみの原因となる不要な角質を取り去り、化粧水で肌をたっぷりうるおして、本来の透明感を呼び覚ますこと。そして乳液やクリームで適度な油分を補い、ツヤ感をサポートすること。もちろん、紫外線からの保護も見逃せません。

いずれもごく当たり前のお手入れですが、アンバランスな肌にこそ、急がば回れ。肌のリズムを整え、本来の透明感を呼び覚ます一番の近道は、基本的な日常ケアの見直しなのです。

次週は、肌に調和を取り戻す“美白コスメ”について考えてみたいと思います。どうぞお楽しみに。

PHOTOGRAPHY BY AHLUM KIM