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「暮らしの中の植物」

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忙しい毎日で気持ちがざわつきがちな時。ふと入ったカフェに咲いていた花を見て、気持ちが変わったなんてことはありませんか? 自然の少ない都会だからこそ、植物のチカラを感じる機会は多いものです。

そういえば、シンガポールに暮らす友人がこんな話をしていました。

「ちょっと調子が悪いなって感じる時ってあるでしょう? そんな時、こちらの人に『植物園に行っておいで。すっきりするよ』と言われたことがあるの。実際に植物園を一回りしたら、不思議と体の中から調子が整う気がしたよ」

植物のチカラを味方につけられたら、毎日をもっと心地よく過ごせるのかも。今回のFeaturesでは、「暮らしの身近にある植物」をテーマにお送りします。

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植物とTHREE

THREEのものづくりにおいても、植物の力は欠かせません。私たちは植物、とりわけ国産の植物原料に、素晴らしいパワーを発掘しています。地球上には約50万種の植物が生育していることが確認されているとか。私たちの祖先はこれらの中から健康や美にとって有用な植物を見出し、さまざまな形で生活に取り入れてきました。

「自然界の一部である自分が、自然に生きることこそ美しい」という考えのもと、THREEは「身土不二(人の命と健康は、生まれ育ったその土とともにあるという考え方)」、そして「地産地消(その土地で収穫されたものをその土地で消費すること)」の2つをキーワードに、人と自然界がより豊かに共存できる商品を開発しています。

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身近にある植物園の楽しみ方

意識しないと緑に触れ合う機会が少ない日常生活の中でも、うまく植物とお付き合いしていきたいもの。休日にはショッピングもいいけれど、時には植物園で癒しのパワーを感じ取ってみませんか? 実は、東京都は全国の都道府県で最も公園が多いのだとか。都会人がそれだけ植物のチカラを欲しているということかもしれません。今回、造園家でイラストレーターの大野八生さんに、都内のおすすめ植物園と、その楽しみ方をご紹介いただきました。

大野八生(おおのやよい)
1969年、千葉県生まれ。園芸が好きだった祖父のもと幼い頃より植物に親しむ。植物関係の様々な仕事を経て庭を作る仕事へ就く。造園会社退社後、描き続けてきたイラストと植物の仕事でフリーに。イラストレーターと造園家として活動。著書に『夏のクリスマスローズ』(アートン新社)、『じょうろさん』(偕成社)、『盆栽えほん』(あすなろ書房)など。

大野さん一番のおすすめは、「小石川植物園」だそう。「植物園の中へ入ってゆくと、東京の真ん中でこんなにも沢山の緑を感じることができるものなのか、と思います。薬草園、自然の森のような沢山の大きな木々と草花たち、丁寧に整えられた日本庭園、昔からの温室…….。様々な表情を持ちながら、決してつくり込まれていないところがとても好きです。奥の方へ進んで行くとかなり自然にかえっている植物も沢山あり、店で見かける小さな植木もこんなに大きく成長できるんだなと驚くこともありますよ」(大野さん)

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小石川植物園内にある東京大学総合研究博物館 小石川分館。
  • 小石川植物園
  • 〒112-0001 東京都文京区白山3丁目7番1号
  • 1684(貞享元)年に徳川幕府が開設した「小石川御薬園」が前身。植物研究を目的として、約50坪ほどの敷地に、さまざまな植物が植えられている。

また、「自分の家に庭がなくても、身近な植物園で好きな植物を見つけておいて、シーズンごとにその植物の表情を見に行く、というのも楽しいと思いますよ」と大野さん。

季節ごとにお気に入りの植物を見に行くなんて、想像するだけでワクワクしてきますね。次回は長年にわたって土や植物と向き合ってきた大野さんに、植物との付き合い方や、植物から感じるチカラについて伺います。