#002_2 「スキンケアするオイル」

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オイル美容を解体する。2つめのアプローチは「スキンケアするオイル」です。スキンケアにオイルタイプの化粧品をとり入れる上では、いくつかのポイントをおさえておくことが重要。オイルの正しいつけ方とは?オイルの適量って?脂性肌にオイルを使っても大丈夫なの?そんな疑問を解決しながら、「スキンケアするオイル」の特長を紐解きます。
なぜオイルを肌に与えるとよいのか
肌にストレスを与えないこと スキンケアするオイルの最大の特徴のひとつといえば、すーっと浸透し、たちまち肌に同化してしまうような馴染みのよさ。それには一体、どんな秘密があるのでしょうか?ご存知の通り、わたしたちのからだは頭の先から足のつま先まで1枚の肌で覆われています。その肌の最表面にあり、保湿や保護の役割を果たすのが皮脂膜です。その皮脂膜のほとんどは、脂肪酸エステル、ロウ、スクワランなどの、オイル成分から構成されています。ですから、スキンケアをするときにオイルを使うと皮脂によく馴染み、肌はオイルをスムーズに受け入れることができてストレスを感じることが少ないのです。この事実は、心地のよいスキンケアにおいて何より大切なことと言えるでしょう。
植物オイルの魅力 オイルには、植物性のもの、動物性のもの、石油系のものなど、いろいろな種類があります。THREEの化粧品には厳選された植物オイルが使用されていますが、植物オイルとひとえに言っても世の中には数え切れないほどの種類があり、いつ・どこで採れて、どのように搾取されたのかなど、数々の条件によってその特徴に差が出ます。化粧品を作る際、原料選びにどこまでもこだわる理由は、このような違いがスキンケア製品の効果や使い心地に大きく影響してくるからです。そんな植物オイルを細かく調べてみると、その中には数え切れないほどの成分が入っていることがわかります。しかし、仮にそれらの成分を個々にすべて集めてから組み合わせたとしても、同じオイルを再現することは決してできません。なぜなら天然の植物オイルは、人の力が到底分析し得ない、無数の成分の奇跡的な組み合わせによって成り立っているからです。THREEは、天然の植物の中にある偉大なる自然のレシピをまるごと活用することを何より効果的なスキンケアと考え、植物オイルを使用しています。
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「スキンケアするオイル」の正しい使い方は?
どんなに素晴らしいオイルでも、使い方や扱い方を間違えてしまうと効果は半減。オイルと上手につき合うために、必ずおさえておきたいポイントをまとめました。
○スキンケアオイルを使う順番は? オイル特有のはたらきをより有効にするために、化粧水→オイル→乳液(クリーム)の順で肌に塗布しましょう。まずはじめに化粧水で角質層の水分補給を行います。次にオイルで有効成分を馴染ませ、水分の蒸散を防いで、皮脂膜を整えます。そして最後に、オイルが馴染んだ肌へ必ず乳液やクリームを使用して、皮脂膜の補強をしましょう。オイルは肌へ浸透しやすいため、最後の「補強」のステップを忘れないことが肝心です。
○ひと手間で効果倍増? スキンケアで使用するオイルの大切なポイントが「温度」です。オイルを肌の温度に近づけると、肌馴染みがぐんとアップ。オイルは熱を通しやすいため素早く温まるので、手に取ったら両手のひらで包み込むようにして、軽く温めてから塗布することを習慣にしましょう。
features001_main_image ○オイルの適量とは? オイルの適量は、使う人の肌状態によって異なります。からだが冷えているときや肌が疲れているときには、肌のバリア機能が弱くなり、皮脂量も少なくなるため、正常時よりも肌が多めにオイルを欲します。また、乾燥肌・脂性肌などの肌質によってもオイルの適量は異なるため、自分の肌やからだの状態と向き合って、使用量を調節していきましょう。
○オイルの保管場所・保管方法は? まず、高温多湿を避けることが絶対条件。直射日光が当たる場所や、お風呂場など湿度の高いところでの保管はNGです。通常、オイルの容器は劣化や酸化を防ぐように設計されているので、使用後は必ずきちんとキャップをしめるなど、オイルを空気に触れさせないように意識しましょう。
〈スキンケアするオイルでベストバランスな肌へ〉