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美しさを定義することは、好きな人にその理由を伝えるくらいに難しい。

beautyrelay
Noritaka Tatehana, Embossed painting series, 2016 Photo by Kenji Takahashi


私は、仕事に「美」の付く美術家だ。美術大学を受験するための予備校に通っていた時代には、ある種のひとつの答えを出さなくてはならない程に美と向き合った。

「舘鼻のデッサンは色が綺麗だ」と講師に褒められたことがある。しかしながら、鉛筆デッサンは実際に「色」というものは存在しないモノクロな世界だ。
そのような矛盾を内包したものが美の本質なのではないかとも思うが、私が伝えたいことはそんなニュアンスのことではなくもっと理論的なものだ。

絵を上手に描くということへの近道は、技術を習得するということとは少々異なってくる。実際に優れた絵画を描くために、最も重要になってくることは「筆の動かし方」では無い。

天才と呼ばれたパブロ・ピカソの絵は、誰でも描けるのではないかと言われたり幼稚にすら見えることもあるが、そう思わせるぐらいに絵を自然に成立させるロジックが存在する。
人間工学的とも言える鑑賞者の視線の誘導、面積比率から導かれた密度の対比まで、完全に計算し尽くされて構築されているのだ。

一見ぐちゃぐちゃに見える画面は、その複雑な要素とは裏腹に鑑賞者の目が触れた瞬間から、罠にかかってしまったかのように引き込まれる仕組みが機能し、人々を魅了する理由になっている。
そのような考え方をすると、人を魅了するような「美」も仕組まれているわけだ。言い換えると、仕組むことができるというわけだ。

私たちのようなアーティストと呼ばれる人間は、そのようなテクニックとロジックを備えた特殊能力を操っている。そんなことを踏まえた上で、最後に私の絵画の読解に挑戦してもらいたい。

2016.March.24(Thu)

– THREE QUESTIONS –

Q1 人間としての「美しさ」は、どんなところに表れると思いますか?

A1 声とその喋り方。

Q2 パーティーのときや大切な人に会う前日など、「美しい自分でありたい」オケージョンの際に、必ずとる行動や習慣は?

A2 靴を磨く。

Q3 お気に入りのTHREEアイテムは?

A3 ハンド&アーム クリーム AC R。制作の中で最もよく使う道具は自分の手です。指先は、とても重要なアンテナでもあります。そんなお手入れに欠かせないアイテム。




舘鼻 則孝さんのお気に入りアイテム一覧

・THREE ハンド&アーム クリーム AC R

<舘鼻 則孝 TATEHANA NORITAKA>

1985年、東京生まれ。歌舞伎町で銭湯「歌舞伎湯」を営む家系に生まれ鎌倉で育つ。シュタイナー教育に基づく人形作家である母の影響で幼少期から手でものをつくることを覚える。東京藝術大学では絵画や彫刻を学び、後年は染織を専攻する。遊女に関する文化研究とともに日本の古典的な染色技法である友禅染を用いた着物や下駄の制作をする。現在はアーティストとして、国内外の展覧会へ参加する他、伝統工芸士との創作活動にも精力的に取り組んでいる。作品は、ニューヨークのメトロポリタン美術館やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、世界の著名な美術館に永久収蔵されている。
http://www.noritakatatehana.com/

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しなやかに生きる洗練された大人の女性たちへ

THREE─「3」は、「創造」の象徴。また、相反する2つのものを組み合わせることで、3つめの新しい価値を創造すること。

「THREE TREE JOURNAL」とは、そんな創造力を持ち合わせた「しなやかに生きる洗練された大人の女性」たちに向けて、五感を刺激し、豊かな感性を育む、新しいウェブジャーナルです。

THREEがもつ世界観やイメージを通して、感性を揺さぶり、語りかけ、共感、共鳴することで、THREEというブランドをより身近に感じていただくための試みであり、読者自らが興味を開拓し、アクションを起こすきっかけとなるようなコンテンツをご紹介していきます。

関わる人々が、自分自身をより高めることができる場のひとつとして、お互いの価値観を共有し、関係性を深めてゆくことを目指す「THREE TREE JOURNAL」を、どうぞお楽しみください。

To sophisticated adult women who live elegantly

Three—’3′ is a symbol of ‘creation’. It is the creation of a third new value by combining two contradicting things.

“THREE TREE JOURNAL” is new web communication contents for ‘sophisticated adult women who live gracefully’ possessing such creativity, where they can cultivate their rich sensitivity and stimulate their five senses.

It is an attempt to have them feel the THREE brand more closely through every expression, image and world view that THREE has by the brand, participating creators and users stimulating each other’s sensitivities, talking, identifying and relating. We’ve prepared contents as a springboard where the users themselves can develop new interests and take action, and generate reciprocal communication.

Please enjoy “THREE TREE JOURNAL” where we aim to deepen relations and share each other’s values as a place where those involved can cultivate themselves.

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